Drivin' with The Devil

主に自作小説・ロック論・マンガ論などを”狭く深く”書いてます。 どうぞ気軽に楽しんでいってください。。。!! 

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 毎度。。。!

 

 今回は久々の”改訂版”ビートルズアルバム論やっちゃうよ。。。^-^

 

 

 

 ではでは早速。。。!

 

 

 

●ラバー・ソウル(1965年)

 

収録曲

 

1.ドライヴ・マイ・カー

 

 ポール・マッカートニーの作品だが、詞の面ではジョン・レノンも大きな貢献をしている。

 

 ボーカルもポールがメインでジョンが印象的なハーモニーをつけている。

 

 R&Bやタムラ・モータウンサウンドを意識したと思われる黒っぽいサウンドとそれに導かれて繰り出されるメロディーが最高にカッコイイロックチューン。。。!

 

 シングルカットされてもおかしくない出来であり、事実1973年にリリースされたベストアルバム「ザ・ビートルズ1962年~1966年」(通称:赤盤)にも堂々収録された。

 

 それにしてもイントロからサビ&間奏まで一気に聴かせるこのパワーは何だろう。。。?

 

 やはりビートルズは只者じゃない。。。!!

 


2.ノーウェジアン・ウッド

 

 邦題”ノルウェーの森”

 

 ジョンの作品でボーカルも彼。

 

 ロックミュージック史上本格的にインド楽器であるシタールが導入されたことでも知られる。(演奏はもちろんインド音楽&文化に傾倒していたジョージ・ハリスン)

 

 シタールのおかげでどことなく無国籍風の仕上がりとなったが、ベースになっているのは当時ジョンが夢中になっていたボブ・ディランである。

 

 アコギに耳を傾けるとフォークミュージックの色合いが濃厚であることに気付く。

 

 「自らの浮気体験を書いた」、「レズビアンをテーマにした」など諸説飛び交うセクシャルな歌詞もアイドルではなくミュージシャンとして一皮?けたビートルズを象徴している。

 

 日本では村上春樹の小説「ノルウェイの森」のモチーフとなったことでも有名。

 

 

3.ユー・ウォント・シー・ミー

 

 ポールの作・ボーカル。

 

 ポールお得意のポップセンスが効いたミディアムチューン。

 

 冒頭2曲と次曲の印象が強烈過ぎて埋もれてしまった感は否めないがメロディーの美しさは特筆モノ。。。!!

 

 

4.ノーホエア・マン

 

 邦題”ひとりぼっちのあいつ”

 

 ジョンの作・ボーカル。

 

 このアルバムでは数少ないライヴ(ビートルズ時代)で演奏されたナンバー。

 

 イントロなしで炸裂するジョンのトリプルボーカル、やはりディランを意識したフォーク色豊かなサウンド、そしてメロディー、どれをとっても特級品の味わいであり永遠に語り継がれるべき名曲。。。!

 

 示唆に富んだ歌詞も大きな魅力の一つである。

 

 

5.シンク・フォー・ユアセルフ

 

 邦題”嘘つき女”

 

 ジョージの曲でボーカルも彼。

 

 ポールが弾くファズの効きまくったベースが印象的なブルージーなロックチューン。

 

 ジョージのボーカルの腕前も上昇していることがわかる好ナンバーだ。

 

 

6.ザ・ワード

 

 邦題”愛のことば”

 

 ジョンの作品でボーカルも彼だが、作曲面ではポールも協力している。

 

 オールドロックンロールのビートルズ的解釈のようなナンバーでシンプルなコード進行・シンプルなメロディーで構築されている。

 

 だからといって退屈な印象はなく、むしろ”ドライヴ・マイ・カー”と並んでロックチューンが少ないこのアルバム全体をビシッと引き締める役割を果たしている。

 

 

7.ミッシェル

 

 ポールの曲でボーカルも彼。

 

 ”イエスタディ”と並び称される彼のバラードの傑作。

 

 個人的には甘ったるいアレンジやフランス語の歌詞のせいであまり好きな曲ではないが、曲そのものの美しさは認めないわけにはいかない。

 

 2002年の来日公演で演奏された時につくづくこの曲はメロディーが美しく、それに気付かなかった自分を情けなく思ったのを覚えている。

 

 

8.ホワット・ゴーズ・オン

 

 邦題”消えた恋”

 

 ジョンが10代の頃に書いた曲の断片にポールとリンゴ・スターがサビを付け加えた珍しいパターンで、作者クレジットがレノン=マッカートニー=スターキーとなっている唯一のナンバー。

 

 ボーカルはリンゴ。

 

 彼の趣味であるC&Wの要素が活かされたホノボノとした曲調に仕上がった。

 

 

9.ガール

 

 ジョンの作・ボーカル。

 

 この曲でもアコギをベースにしたフォーク調のアレンジをしており、ジョンの”ディランかぶれ”が浮き彫りになった形だ。

 

 しかし、ただのフォロワーで終わらないのがジョンの面目躍如。

 

 ”おっぱい”を意味する”tit”を多用したコーラスやマリファナを吸っている音を喚起させる”スゥーッ”という呼吸音を加えることでアルバム中屈指の”危ない曲”にしてしまうところにジョンの凄さがある。

 

 気だるい歌い方も最高にクールだ。。。!

 

 

10.アイム・ルッキング・スルー・ユー

 

 邦題”君はいずこへ”

 

 ポールの作・ボーカル。

 

 ジョンとは対照的にこのアルバムのポールは徹底したメロディーメーカーぶりで勝負に出ている。

 

 この曲も彼のメロディー&ポップの非凡なセンスで魅せてくれる。。。!

 

 

11.イン・マイ・ライフ

 

 ジョンとポールの共作(曲)でボーカルはジョン。

 

 しかし、後年ポールがこの曲は自分が作ったと発言してファンの間でも論議の対象となっている。

 

 詞はジョンがこれまでの人生を振り返った(25歳にして!)もので非常に私的でありながら万人に届く説得力を持った彼の詞の中でも最高傑作の一つである。

 

 それをしっかりと受け止めるメロディーの美しさも素晴らしい。

 

 彼らの音楽プロデューサーであるジョージ・マーティンが弾いたバロック調のピアノも感動的だ。

 

 それ故後年ジョンのドキュメント映画「イマジン」(1988年)では並み入るソロチューンを押さえて見事ラストに使われた。

 

 

12.ウェイト

 

 ジョンとポールの共作。

 

 そしてその常でボーカルも二人。

 

 前作「ヘルプ!」のアウトテイクであるがそう感じさせないアレンジ力の進化が凄い。

 

 キャッチーなメロディーを持ちながら次作「リボルバー」への橋渡しとなるかのようなサイケデリックなエンディングなどが印象的。

 

 

13.イフ・アイ・ニーディド・サムワン

 

 邦題”恋をするなら”

 

 このアルバム2曲目のジョージ作品。

 

 バーズの”ザ・ベルズ・オブ・リムニー”にインスパイアされた12弦ギターのリフが非常に印象的なミディアムロックチューン。

 

 また、メロディーも素晴らしくジョージの作曲家としての成長を窺わせる作品ともなった。

 

 ライヴでも演奏され、1996年のビートルズ来日公演そして1991年のソロ公演両方で演奏されたジョージ唯一の曲。

 

 

14.ラン・フォー・ユア・ライフ

 

 邦題”浮気娘”

 

 ジョンの作・ボーカルの軽快なロックチューン。

 

 冒頭の歌詞がエルヴィス・プレスリーの”ベイビー・レッツ・プレイ・ハウス”そのままであることからジョンはこの曲を「やっつけ仕事だった」と評し嫌いな曲に挙げている。

 

 確かにアルバムの流れにはそぐわない感じもするが言うほど悪い出来ではないことも事実。

 

 完璧主義でありながらどこか抜けているところ、言い換えれば人間臭さがビートルズの真骨頂でもあるのだ。。。!!

 

 

 

 「ラバー・ソウル」は1965年12月3日にリリースされたビートルズ6枚目のオリジナルアルバム。

 

 白人によるソウルミュージックの模倣をを自虐的に揶揄したアルバムタイトル(”ゴムのソウルミュージック”の意)がまず秀逸。

 

 このタイトルには「RUBBER SOLE」(ゴムの靴底)のダブルミーニングもかかっているとされ、ビートルズの巨大な才能はアルバムタイトル一つ見てもよくわかる。

 

また、ロバート・フリーマン撮影のわざと歪んだ写真を用いたジャケット(アルバムタイトルしか記載されていないのも強烈。。。!)も凄まじくカッコイイ。

 

 どちらもビートルズが単なるアイドルやミュージシャンではなく完全に一つの”ジャンル”に昇華したことを証明していると思う。

 

 それは内容にも表れている。

 

 ジョン・レノンは自らの内的世界に問いかけるような名曲を生み出し、ポール・マッカートニーはとことんまで曲の良さを追求していく。

 

 その結果サウンドはロックの枠を超え始め、芳醇さまで漂うようになる。

 

 詞もそれまでのラブソング一辺倒から脱却し内面を見つめるものも本格的に出始める。

 

 非常に聴き易いアルバムで全くの初心者に「何を聴いたらいい」と訊かれたら俺はこれを奨める。

 

 メロディーだけならビートルズの頂点だと言っても過言ではない。

 

 彼らにとってもそしてロック界全体にとってもターニングポイントとなった作品であり、ビートルズが遥か先頭を突っ走り、他のミュージシャンはビートルズの後を追う図式が出来上がった。

 

 

 2009年のリマスターで音質は向上。

 

 特にアコギのなめらかさが心地良い。

 

 エレキギターの響き(このアルバムからソリッドギターを多用)も低音から中音域にかけてまろやかに聴こえるようになり、サウンドの深みが確実に増した。

 

 特にステレオの音の広がりは1987年盤と比較しても段違いに良くなっている。

 

 モノラルリマスター&オリジナルステレオリマスターも存在するので聴き比べてみるのも楽しい。

 

 この機会に是非堪能されたし。。。! 

 

 

 

 そして彼らの快進撃はまだまだ続く。。。

 

 

 

 さて、ラストは音源紹介。

 

 

●イン・マイ・ライフ

 

 http://www.youtube.com/watch?v=SvLZBlCgatw

 

●イフ・アイ・ニーディド・サムワン

 

 http://www.youtube.com/watch?v=dpC0zb5K5UM

 

 共にステレオリマスター。

 

 メロディーの美しさと音の良さに感動。。。!!

 

 

 

 

 

 ではまた次回^^

 

 

 

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コメント

またまた旦那様就寝中につき、改めてゆっくり聴きます!!!
2010/02/15(月) 00:44:49 | URL | sabaraja #79D/WHSg[ 編集 ]

さばちゃん<ごゆっくりどうぞ。。。^-^
        感想も聞かせてください。
2010/02/15(月) 01:02:08 | URL | drivemycar #79D/WHSg[ 編集 ]

関係ないけど「ノルウェイの森」が映画化されるそうです。
果たして使われるのかな?
んでもって「ゴールデンスランバー」ってビートルズの曲なの?
2010/02/18(木) 07:41:12 | URL | 黒猫藝帝 #79D/WHSg[ 編集 ]

ゲーテ<使われなくちゃ嘘でしょ>「ノルウェイの森」映画
      ”ゴールデン・スランバー”は「アビイ・ロード」収録のビートルズナンバーさ!
2010/02/18(木) 22:46:13 | URL | drivemycar #79D/WHSg[ 編集 ]
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