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毎度。。。!
今回の「オリジナル&カヴァー~」は1970年代ロックの”隠れた名曲”を取り上げたい。
”ティーザー”
オリジナルはトミー・ボーリン。
カヴァーはモトリー・クルーでお送りするとしよう。
では、いってみよう。。。!
●ティーザー : トミー・ボーリン
http://www.youtube.com/watch?v=3z8qO5YP8yU
トミー・ボーリンはアメリカ人ギタリスト&ボーカリスト。
ジェイムス・ギャングのギタリストとして名を上げ、脱退後アルバム「ティーザー」(1974年)でソロミュージシャンとしても高い評価を得る。
その後第4期ディープ・パープルにリッチー・ブラックモアの後任として加わりアルバム「カム・テイスト・ザ・バンド」(1975年)を発表。
このアルバムはそれまでのパープルにはなかったファンク色&ソウル色(要するに黒人音楽の要素)が感じられ、個人的には好きな一枚であるが、世評は芳しくなく結局パープルは一度解散してしまうこととなる。
パープルでのマイナスイメージが尾を引いたのか、セカンドソロアルバム「プライベート・アイズ」(1976年)を発表してすぐオーヴァードーズによりわずか25歳でこの世を去ってしまった。
かような活動経歴から”悲運のギタリスト”と呼ばれることもあるが、先述したファンキーなギタープレイ(スライドギターも上手い!)やソングライティングの才能は相当なもので、またロックとジャズのクロスオーヴァーをいち早く行っている先見の明もあって近年は再評価されている。
”ティーザー”は彼のファーストアルバムのタイトルチューンにして代表曲。
スライドギターとソウルフルなギターリフが絡むイントロ、線は細いが聴きやすいボーカル、徐々に盛り上がっていくメロディー展開など名曲としての条件は揃い過ぎるくらい揃っている。
そして粘りつくようなリズムセクションのカッコ良さも見逃せない。
中盤のタメの効いた演奏などはトミー・ボーリンの真骨頂と言っても良いだろう。
どことなくオリエンタルな雰囲気のするトミーの姿(パープル時代の写真もある!)を見ながら名曲を堪能されたい。
●ティーザー : モトリー・クルー
http://www.youtube.com/watch?v=VXSNkDqy93g
モトリー・クルーは1981年にデビューしたヘヴィ・メタルバンド。
”ガールズ・ガールズ・ガールズ”や”ドクター・フィールグッド”などのヒット曲を持ち、何度かメンバーチェンジを繰り返したが現在も第一線で活動し続けている。
オリジナル&現在のメンバーはヴィンス・ニール(ボーカル)、ミック・マーズ(ギター)、ニッキー・シックス(ベース)、トミー・リー(ドラムス)の4人。
「セックス、ドラッグ&ロックンロール」を地で行くバンドで素行の悪さは枚挙に暇がない。
しかしながら、その音楽性は確かでアメリカ西海岸出身バンドらしいカラッとした雰囲気を基調にしたサウンドは多くのファンを獲得した。
彼らの”ティーザー”のカヴァーはボーリンに敬意を払った非常にトラディショナルなカヴァーという印象。
ドラッグで亡くなったミュージシャンの曲をメタルバンドがカヴァーしたオムニバスアルバム「メイク・ア・ディファレンス」(1988年 現在廃盤)に収められている。
オリジナルの持つ粘っこさやソウル性こそ薄いが、それを懸命に再現しようとしているのは十分に伝わってくる。
ヴィンス・ニールのアクの強いボーカルに好き嫌いは別れるかもしれないが良カヴァーであることは間違いない。
是非聴き比べてみていただきたい。。。!
ではまた次回^^
モトリー・クルー、懐かしい。。。
てっきりオリジナルやと思ってたら、カバーやってんね~♪
最近、ラジオあんまり聴いてないから、洋楽からも遠のいてるなぁ・・・
さばちゃん<さばちゃんはホントハードロック系詳しいよね。。。^-^