Drivin' with The Devil

主に自作小説・ロック論・マンガ論などを”狭く深く”書いてます。 どうぞ気軽に楽しんでいってください。。。!! 

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 毎度。。。!

 

 まだ気分が晴れない感じ。

 

 

 そんな時は”ブッ壊れアルバム”をレビューするに限る。。。!(謎)

 

 

 。。。てなわけで今回は伝説のカルトバンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのセカンドアルバム「ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート」を語り倒そうと思う。

 

 

 お付き合いあれ。。。^-^

 

 

収録曲

 

1.ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート  

 

 イントロなしでいきなり始まるミディアムテンポのロックンロール。

 

 しかしながら録音状態が極めて悪いのと(とてもステレオとは思えない)、メンバーの演奏力の拙劣さ(特にモーリン・タッカーのドラム)でもしかしたら単なる騒音に聴こえる危険も孕んでいる。

 

 それでもこの曲が凄まじくカッコイイのはそこから生まれる奇妙なグルーヴとルー・リードの地を這うようなボーカルによるところが大きい。

 

 後のソロ活動でもルーは頻繁にこの曲を歌うし、デヴィッド・ボウイにもカヴァーされた紛れもない名曲。。。!

 


2.ザ・ギフト   

 

 ジョン・ケイルの前衛音楽趣味がモロに出た曲。

 

 ノイジーなギターを核としたズブズブなサウンドにジョンの語りが乗り、それが8分強続くという、聴いているだけで悪夢を見そうになる強烈なナンバーだ。

 

 

3.レディ・ゴダイヴァズ・オペレイション 

 

 どことなくブリティッシュ・インヴェイジョンの香りを漂わせた、このアルバムの中では比較的聴きやすいナンバー。

 

 ルー・リード主導で作られたことが丸わかりなソウルっぽいリズムパターンも鮮烈。。。!

 

 しかし、サウンドの肝はやっぱりノイズギターとルーの朴訥ボーカルであろう。

 

 

4.ヒア・シー・カムズ・ナウ   

 

 前曲の流れを引き継いだメランコリックな楽曲。

 

 アルバム中最も短いナンバーで2分弱で終わる。

 

 ほとんど”She ever comes now”のリフレインだけで1曲乗りきってしまうところにヴェルヴェッツの底知れない狂気を見る。。。!

 

 

5.アイ・ハード・ハー・コール・マイ・ネーム   

 

 ルー・リードメインで作られたロックチューン。

 

 もはやリズムキープすらままならない唯一無比のドラムをバックにノイズギターを弾きまくり、時にはシャウトも交えて性急に歌いこむルーが最高にクールだ。。。!

 

 

6.シスター・レイ   

 

 このアルバムのハイライトチューン。

 

 演奏時間何と17分27秒。。。!

 

 気が狂いそうになるほど単調なリズムパターンの上をノイズの洪水が上滑りし、これまた絶望的なまでに単調なボーカルが割って入る。

 

 それだけで17分強。。。!

 

 何がロックで何が前衛音楽なのか議論することすら馬鹿らしくなる”前衛ロック”の偉大なる到達点にひたすら平伏す。。。!!

 

 

 

 「ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート」はヴェルヴェット・アンダーグラウンド(以下ヴェルヴェッツ)のセカンドアルバムとして1968年にリリースされた。

 

 メンバーはルー・リード(ヴォーカル、ギター)、ジョン・ケイル(ベース、ヴァイオリン、ボーカル)、スターリング・モリソン(ギター)、モーリン・タッカー(ドラム)の4人。

 

 既にパトロンのアンディ・ウォーホルと袂を分かち、ニコも脱退した。

 

 衝撃のファーストアルバム「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」(1967年)から約1年後にリリースされたこのアルバムはヨーロッパ風味すら感じるデカダンさを持ったファーストとはまた違った個性を放つ作品である。

 

 ファーストについては以前レビューしているので過去記事を参照いただきたい。

 (http://myhome.cururu.jp/drivemycar1965/blog/article/41000339869

 

 間違いなく言えるのは前衛色がグンと強まったこと。

 

 これはジョンの力がバンド内で強まったことから来ている。

 

 そして、ルーが持っているヨーロッパ的退廃美と激しい鬩ぎ合いの末に起きた化学反応でこの形容し難い名盤は誕生した。

 

 しかし、鬩ぎ合いが頂点に達したことでジョンはこのアルバムを最後にバンドを去ってしまう。

 

 とにかく”異様”という言葉しか思いつかない稀代の”怪盤”だと思う。

 

 ナチュラルトリップすること必至。。。!

 

 万人向けではないが人生経験のために一度聴いてみては如何。。。??

 

 

 

 さて、ラストは映像紹介。

 

 

 

●ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート

 

 http://www.youtube.com/watch?v=9mn71fQpXNY

 

 おそらくPV。

 

 脱退したニコがいて(彼女の子供もいる!)、クレジットにアンディの名前もあることから、映像が先で後から音を乗せただけのものなのかもしれない。

 

 ヴェルヴェッツが持っている退廃的でアングラな雰囲気がビッシビシ伝わってくる”狂映像”である。

 

 マジカッコイイ。。。!!

 

 

 

 

 

 ではまた次回^^

 

 

 

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コメント

前面に子供!!!ファンキーすぎなんですけどwww
2009/07/08(水) 23:08:25 | URL | 黒猫藝帝 #79D/WHSg[ 編集 ]

ゲーテ<音も映像もヤバ過ぎ。。。!!
2009/07/08(水) 23:52:52 | URL | drivemycar #79D/WHSg[ 編集 ]

実は私もまだ気分が完全には晴れず…。
何か好きなもので気分転換できるのは良い事ですよね^^
↓同様今は時間がなくて映像見れませんが、
また見させて頂きますね^^
2009/07/09(木) 09:21:36 | URL | nami丸 #79D/WHSg[ 編集 ]

ヨーロッパ風味すら感じるデカダン。前衛色。ヨーロッパ的退廃美と激しい鬩ぎ合いの末に起きた化学反応。
この辺、ものすごく際立ってますね。
特に「ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート」「ヒア・シー・カムズ・ナウ」がすごく好きですが、全体通しても大好きなアルバムです^^
2009/07/09(木) 13:23:52 | URL | Mark Cottonfield #79D/WHSg[ 編集 ]

なみちゃん<これはヤバイ音楽です。
Markさん<表現を褒めてくださりありがとうございます。。。!
       ヴェルヴェッツは良い曲多いですよね。
2009/07/09(木) 23:02:27 | URL | drivemycar #79D/WHSg[ 編集 ]
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